2019年11月5日火曜日

楓(ふう)と槭(かえで)の違い 

この数年、紅葉が遅くなっていると思いませんか?温暖化のせいでしょうか?
 
紅葉した、楓の落ち葉を採取してきました。

写真は、アメリカ原産の「モミジバフウ」
境川(森野付近) (2019/11/5採取)

見事に紅葉した楓の葉です。そう、「カエデ」では無く「フウ」の葉です。
 
楓と書いて外来植物のフウ」です。最近街路樹などでよく見られます。今頃紅葉して綺麗ですね。
 
では「カエデ」は、本来は「槭」と書きます。
 
楓「フウ」 マンサク科 Liquidambar formosana  種は集合果(プラタナスのような果実に無数の黒い種が入っています)下記写真

「フウ」の実(2019/10/24リス園駐車場で採取)
 
 紅葉した「フウ」
 
 
槭「カエデ」は、ムクロジ科 Acer;maple は、風を媒介し種を飛ばす「風媒植物」。プロペラのような種を見ますよね。 
 

全く違い、植物関連の書物には「楓」と「槭」は区別しているようですが、国語辞典は曖昧のようです。
2019年3月(NZクライストチャーチで採取の楓の押し葉)
 

 

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